うつくしい海と、たくましい女性の物語『モアナと伝説の海』感想。
妻が観たいというので蔦屋で『モアナと伝説の海』を借りてきました。今年は『ズートピア』、『リメンバー・ミー』に続いて3本目のディズニー映画鑑賞。今まで全く観てこなかったのが嘘のようなペースです 笑
この映画は3D、CGの技術が半端なく登場人物の髪の質感、海の描写がホンモノにしか見えないくらい素晴らしいです。もはや実写。
ディズニー映画はいつも映像の美しさに驚かされますが、海の描写は今まで見た中で一番綺麗だったな~あんな海に一度は行ってみたいものです。
https://www.youtube.com/watch?v=AQio-Z5GSJk
原題 | Moana |
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公開年 | 2016年11月(日本公開は2017年3月) |
ジャンル | アニメ、ファンタジー、アドベンチャー |
上映時間 | 107分 |
監督 | ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー |
脚本 | ジャレド・ブッシュ |
主演 | アウリィ・カルバーリョ、ドウェイン・ジョンソン |
受賞履歴 | アカデミー賞長編アニメーション映画賞、歌曲賞ノミネート |
興行収入 | 約650億円(世界) |
※Box Office Mojo参考
あらすじ
モトゥヌイ島の村長の家に生まれた女の子、モアナ。幼い時、カメの赤ちゃんを助けたことで、心優しいモアナは海に選ばれた存在になる。そんな彼女の生まれた島にはこんな伝説が代々語り継がれていた。
1000年前、女神テ・フィティの心には命を創り出す力があり、海しかなかったこの世界に島、植物、動物を誕生させた。ある時、変身自在の半神マウイは島として鎮座するテ・フィティから心を盗み出す。しかし逃げる最中に溶岩の巨大な悪魔テ・カァの襲撃を受け、マウイはテ・フィティの心を海へ落としてしまう。テ・フィティの心がなくなったことで世界は闇に包まれ始めてしまう。しかし、世界が闇に覆われ尽くす前に、海に選ばれし者が現れ、珊瑚礁を超え、テ・フィティの元へ心を返しに行く。
モアナが16歳になり、ある日病に倒れた祖母タラから死に際に「お前は海に選ばれた存在。サンゴ礁の海を超え、マウイを探し出し、共にテ・フィティの元へ心を返しにいけ」と言われ、緑色の石を渡される。祖母の思いを胸に、決心したモアナはその日のうちに海へと飛び出していく・・・
モアナは新しいディズニープリンセス像
この映画の見所は、モアナが困難に勇敢に立ち向かっていく姿です。マウイという半神半人の神様と共に旅をしていきますが、マウイに守られるようなか弱いプリンセスではありません。力や能力はマウイが強いけど、気持ちや行動力はモアナが強く、マウイを助けるシーンが多くあります。
白雪姫やアラジン、美女と野獣などのプリンセスと比べると、とても強い女性として描かれてますね。守られるのではなく、守るプリンセス。ディズニーの描くプリンセス像も変わってきてるんだなーということが分かります。
それと、海が意思を持っていて言葉を発しませんが、モアナを度々助けてくれます。その動きから無機質さを感じない、どこか暖かさを感じる描写も魅力です。優しく茶目っ気がある感じがくすっときます。
海は綺麗だったけど・・・
モアナの強く勇敢な姿や映像はよかったんですが、シナリオはそこまで引き込まれるようなものではなかったので、もう一度観たいかと言われたら微妙なところですね(;´Д`)展開が何度もどこかで観たことあるようなものだったので・・・
『リメンバー・ミー』の方が良かったかなー。好みの問題かもですが。
こんな方におすすめです↓↓↓
・きれいな海が観たい人
・ディズニー好きな人(様々なディズニーネタが散りばめられ
ているので)
・モアナのたくましさが気になる人
あ、英語版の吹き替えでマウイの声をやってるのが『ハムナプトラ2』や『セントラル・インテリジェンス』に出演してるドウェイン・ジョンソンなので、そこが気になる方もおすすめです。まんまドウェインの声ですが、不思議とマウイと合ってます。
ではまたー!