ピエロの演技がすごい『IT/イット”それ”が見えたら、終わり。』感想。
「ハ～イ、ジョージー・・・ヒヒヒッ」
はい、アマゾンプライムビデオの週末限定１００円セールで『リメンバー・ミー』と一緒にレンタルしていた『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』(邦題長っ！)を観ました。
なんとこの映画、アメリカでR指定なしホラーランキングとR指定ホラーランキング共に歴代１位の興行収入を記録しました。ちなみに、今までR指定なしは『シックス・センス』(1999)、R指定ありは『エクソシスト』(1973)が1位。この２作品を抜くなんてものすんごい快挙。
今作は1990年に制作された『IT』のリメイク版で、昔の観たことがあるしなんかすごい人気あるしで気になってたので、一度観てみようと思った次第であります！
https://www.youtube.com/watch?v=Fcz2a6Qt7kw
| 原題 | IT : chapter one |
|---|---|
| 公開日 | ２０１７年９月(日本公開は２０１７年１１月) |
| ジャンル | ホラー |
| 上映時間 | １３５分 |
| 監督 | アンディ・ムスキエティ |
| 脚本 | チェイス・パーマー、ゲイリー・ドーベルマン、キャリー・フクナガ |
| 主演 | ビル・スカルスガルド、ジェイデン・リーバハー、ソフィア・リリス |
| 受賞履歴 | アカデミー長編アニメ映画賞、主題歌賞 |
| 興行収入 | 約７００億円(世界) |
※Box Office Mojo参考
あらすじ
1980年代の田舎町、デリー。そこに住んでいる少年ビルの弟ジョージーが突如行方を絶ってしまった。そしてそれをきっかけに、町ではなぜか子供だけが連続して失踪する事件が続く。その８ヶ月後、心の弱みを利用して襲いかかってくるピエロ、ペニーワイズがビルやその仲間たちの前に現れるようになる。みんなギリギリのところで逃げ延びるが、町のことを調べていた転校生ビルが「２７年ごとにデリーでは子供が大量に失踪する」という都市伝説を発見する。学校で負け犬としていじめられているビルやその仲間たちは、ビルの弟ジョージーを探すために、２７年後の子どもたちを守るために、意を決してペニーワイズを倒すことを決意するが・・・
ペニーワイズが怖い
この映画の見所は、なんといっても子どもたちを襲う”ペニーワイズ”と名乗るピエロ。排水口に突然現れたり、家の地下に現れたり、部屋の中に現れたり神出鬼没です。しかも子どもたちの前にしか現れない。襲われるのは子供だけです。
襲われる子どもたちはそれぞれ不安に思ってることやトラウマを抱えており、ペニーワイズはそれにつけこみ幻影を見せて恐怖を与えます。なぜそんなことができるのかは描かれてません。一体何者なんだ・・・
子どもたちのトラウマを呼び起こす恐怖のシーンが多く描かれてます。怖いかどうかは人によりますが、ホラーに慣れてる人は物足りないかなーと。でも、ペニーワイズの動きや喋り方、不気味な表情は良い。とても。正直内容は微妙だったんですけど、ペニーワイズの演技は素直に「怖い」と思ってしまった。役者さんがすごい役作りをしたんだと分かります。あんな動きは普通できないよなー・・・
前作より観やすく演出が派手になった
１９９０年に映像化されて「２７年後」にリメイクされた「IT」。前作は３時間もあって後半疲れてなんだか記憶が曖昧だったんですけど、リメイクされたと聞いて気になってしまっていたということは、ぼくの中でペニーワイズを見た衝撃が印象深かったんだなーと気づきました。今作は２時間ちょいくらいでしたが、やっぱり１時間半くらいで疲れますね 笑
展開が遅くてやっぱり退屈してしまいました。子どもたちの恐怖シーンもそこまで怖くないし・・・。納得いかない恋愛要素もあったし。ぼくの中で粗がちょっと目立ってしまいましたね^^; 良質なホラーが観たいという方にはおすすめしません。
こんな方におすすめです。↓↓↓
・「IT」の前作を鑑賞済みで、ちょっと違う「IT」が
観てみたいと思ってる人
・ピエロが怖い人、怖いピエロが見たい人
・子供が恐怖に立ち向かい、だんだん成長していく
物語が好きな人
気になる方はぜひ。
２０１９年の９月に２の公開が決定していて、１から２７年後の物語だそうです。予告貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=e0SPEwHDT_g
きっとなんだかんだ観るんだろうな・・・笑
ではまたー！
