『トップガン マーヴェリック』はとにかくアツい映画だった。
前作から36年経ったトップガンの新作『トップガン マーヴェリック』を鑑賞。5月に公開されてから2ヶ月経ってようやく観れました。
映画館で観て本当に良かった。この感動は劇場じゃないと得られなかったと確信できる。「あとでDVD借りてみればいいや」と見逃さなくて本当に良かった…。
前作を知っていれば5倍楽しい
今作を観る前に復習しておいた方がいいと思い久しぶりに前作『トップガン』を観ました。10年くらい前に観たきりだったのでけっこう忘れてて「こんなシーンもあったなー」と懐かしくなる。トムめちゃくちゃ若い。
『トップガン マーヴェリック』は前作にでてきたシーンが多く登場します。マーヴェリックが戦闘機とバイクで並走するシーンやビーチでアメフトするシーン、バック・トゥ・バックを決めるシーンなど前作をみていれば分かるシーンがファン心をくすぐりますね。
ぼくは前情報ほとんどなしで観たのですが驚きの連続でした。アイスマンが出てくるのは知っていたけど、グースの息子がトップガンに入隊してくるとは…これは気まずいけど絶対アツい展開になるなと思いましたね。
空中戦は息を呑む迫力
トップガン最大の魅力といえばやはり空中戦闘シーンであるドッグファイトでしょう。
前作も最高でしたが今作はさらにパワーアップした空中戦がみれます。
くねくねした谷を高速で低空飛行していくシーンは「うおおお!」「すげえええ!」の連続で、その谷を越えた後もミサイルをかわす戦闘シーンがあって。なんだかもう心臓がすごいビートを刻んでる。
映画館でみると音響のおかげで自分が戦闘機に乗ってるかのような臨場感がでてより楽しめます。不思議と体にGを感じる…。
もうアドレナリンドバドバでしたね。ここ数年で一番興奮したシーンでした。
胸が熱くなりすぎて涙が…
うるっときたシーンが2つほどありまして。
1つ目はかつての戦友アイスマンとの再会。悩むマーヴェリックにありがたいアドバイスをくれますが、どうやら病気でしゃべれないようでパソコンでタイピングして会話してました。あの冷静沈着でマーヴェリックと肩を並べるパイロットの腕をもつアイスマンも老いには勝てないのか…。と思ってたら本当に俳優のヴァル・キルマーさんが喉頭がんになっていてほとんど声がだせなかったそうで。こんな形で出演することもできるんだなと感動しましたね。新しい。
本編の話に戻りますが、二人が抱き合うシーンは前作でミッションから帰還したときのラストシーンを思い出してうるっときました。
そしてマーヴェリックと会った数日後にアイスは息をひきとります…なんとなくそんな気はしたけど悲しすぎる。
2つ目はかつての戦友グースの息子であるルースターとのF-14機搭乗ですね。かつてグースとともに乗っていた機体。敵の倉庫にあったF-14機を奪い敵地から逃げ出すルースターとマーヴェリック。旧世代の機体を使いながら最新の機体に乗ってる敵を倒すシーンはアツい。グースの息子を乗せて一緒に戦ってるのがアツい。今度こそ絶対に死なせないとあがくマーヴェリック。あんたカッコ良すぎだろ!!
ミッションクリアして仲間の元へ帰ってきた2人。盛大な出迎えにわかっていても涙が…。まぶしすぎるぜ。
131分があっという間でした。映画館に観に来て本当に良かった。映画っていいなあ。