ぼくが映画を好きな理由

 

突然ですが、ぼくは映画が好きです。特に洋画が好きで、1年間で100本観ていた時期もありました。腹をすかした獣のようにむさぼって観ていたため、「よく分からないけど良い映画だった気がする」というのが多く、今とても後悔しています。もっと大事に観ていれば・・・

でも、どうしてこんなに映画を観るようになったのだろうか?

映画と向き合うために、僕が映画を好きな理由はなんだろうと少し考えてみました。

 

映画が好きになったきっかけ

僕が映画が好きになったきっかけは、小学生のとき母や兄に映画館によく連れて行ってもらったことです母はポケモンやディズニーなどのアニメ映画を、兄はスパイダーマンハリーポッターどの洋画をよく観せてくれました。

アニメが好きだったり洋画ばかり好む私の嗜好は間違いなくここからきてますね。けれど、小学校から高校を卒業するまではたまーに友達と映画館にいったりビデオレンタル屋で借りたりするくらいで、年に10本も観てなかったと思います。

映画よりもゲームや漫画が好きでしたし、運動部に入っていたこともあってそれらに夢中だったからです。ですが、大学に入ってからアルバイト先にいた映画好きの人に出会ったことで急に観るようになりました。

 

映画に目覚めた大学時代

アルバイト先で出会った人は「本間さん」というダンディなおじさまなのですが、映画が好きで特に洋画が大好きだと話したらおすすめの映画をよく貸してくださったのです。具体的には『グッド・ウィル・ハンティング』とか『フィールド・オブ・ドリームス』とか『スナッチ』とか。

どれも面白くてますます洋画が好きになり、教えてくれた映画はなんでも借りてみてましたね。そこから自分でも色々探して面白そうな洋画を手当たり次第借りていたので、月15本は毎月観てたと思います。大学生になった頃、映画に目覚めました。

大学の時はとにかく観てばっかで感想もなにも書いておらず、めっちゃ勿体無いことをしたなと後悔してます(;´Д`)10本くらいだけノートに書いた形跡があるくらいです(笑)

実は大学の時にブログを始めようとしたこともあったのですが、1本も感想を書かずどういうブログにしたいかだけの抱負を1記事書いて終わりました・・・3日坊主どころじゃない驚きの早さですね。

 

どうして映画が好きなのか

僕が映画を好きな一番の理由は、きっと見たことのない世界を見られるからです。ギャングの世界や戦争、劇的な恋愛、ゾンビ、恐竜など、映画は普通じゃ見られない物語がたくさんあります。現実的であろうが、非現実的であろうが、人間が経験または想像したおかしく面白く、自分には思いつかないキャラクター、世界観、シナリオがそこにある。小説も良いですが、映画は映像なので分かりやすく楽しみやすい。

映画は見たことのない景色を見せてくれるし、時に嬉しく時に悲しく感情を揺さぶるものです。面白くてもつまらなくても映画が大好きで、とにかく映画の世界に入ってずっと浸っていたい、そんなふうに思ってます。

ちなみに、僕は邦画はほとんど観ません。映画を借りにお店に行っても邦画コーナーはまず行くことはないです。行くのは洋画コーナーのみ。決して邦画が嫌いというわけじゃありません。

ただ、舞台が日本であること、登場人物が日本人であることがほとんどなので、どこか既視感が多くあまり進んで観る気が起きないです(;´∀`)ストーリーも演技も良く素晴らしい邦画がたくさんあるのは分かるのですが、洋画ばかり観てしまうのは見たことのない景色が多い海外への憧れや好奇心が洋画中心になってしまったからかなーと。

 

映画を観なくなった時もあった

卒業してから、新潟を離れ縁あって埼玉で仕事をしてました。仕事はブラックで、休みも全くなく、出勤して長時間労働で疲れて帰って寝て起きてすぐ出勤みたいな生活で、映画を観る時間がまったくなかったです。

休日は疲れてなにもする気が起きないし、トラブルがあると24時間いつ電話がかかってくるか分からないため気も休まらない。大好きであんなに観ていたのに、月1本どころか年1本くらいしか観なかったな・・・実家から20本くらいDVD持ってきてたけど意味なし(;´Д`)

映画を観なくなってから、「ああ、自分はそんなに映画が好きじゃなかったのか」と思ったこともあります。別に観なくても死なないし、時間もったいないしみたいに観るのを諦める理由をつくっていたんだと思います。

 

やっぱり映画が好き

現在は転職して新潟の小さな商社で働いています。休みが安定して残業もほとんどないので生活に余裕を取り戻し、また映画を観始めるようになりました。心にオアシスが戻ってきた感じですほんと。

人間って時間と心に余裕がないと、自分の好きなものまで分からなくなるんだなーと感じました。好きなことに使える自由な時間がないと、ただの生ける屍になって仕事のために生きているようになってしまいます。仕事が好きなことであれば別ですが。

これからは新しい映画も観つつ、観たことのある面白かった映画を再度見直して、感想や考察記事をあげていきます。もちろん映画以外のことも(^^)