閉ざされた絶海の孤島の真実とは『シャッターアイランド』感想。
『タクシードライバー』や『レイジング・ブル』などで有名なマーティン・スコセッシ監督と『タイタニック』や『インセプション』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ディパーテッド』など数多くの作品で主演をやってきたレオナルド・ディカプリオのタッグとくればテンションあがるのは必然。
『シャッターアイランド』鑑賞。レオ様の演技と不安を煽る音楽、島の雰囲気がすごく良かった。途中で「主人公ってもしかして…」と正体に気づくけど、ラストのセリフを聞くまで観るのをやめてはいけない。
— とがりょう@経理勉強中 (@KakuTogawa) 2019年7月21日
・不穏な音楽
・常に暗く重い雰囲気が漂っている
・ラストのセリフは聞き逃し厳禁!!
原題 | SHUTTER ISLAND |
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公開年 | 2010年 |
ジャンル | ミステリー、サスペンス |
上映時間 | 138分 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | レータ・カログリディス |
主演 | レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ミシェル・ウィリアムズ |
興行収入 | 約300億円(世界) |
※Box Office Mojo 参考
あらすじ
海に囲まれた絶海の孤島、「閉ざされた島(シャッターアイランド)」。ここには精神病の犯罪者を収容し、治療を行っている病院がある。しかし、そこからひとりの女性が行方不明になってしまう。行方不明になった女性を捜査するため、連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)の2人が島に乗り込む。島全体に漂う重たい空気、何かを隠している島の職員たち。テディたちは行方不明の女性を探すため、捜査を進めていくが・・・。
全体的に重い
タイトルが『シャッターアイランド(閉ざされた島)』ということで、その名の通り全編通して閉塞感が漂っています。島の天気はくもりか雨か嵐だし、収容所も暗いしBGMも低音でなんだか不安になってくる音だし主人公も闇抱えてるしで、もうずっと気分が低空飛行です(;´Д`)
でもこういう空気、嫌いじゃあないぜ・・・!
レオ様の演技が素晴らしく、何かを隠している職員に対する不安な感情がよく伝わってくるし、焦りとか怒りとか迫ってくる感じがとても良かったですね。
最後のセリフが一番大事
いろいろネタバレになるので詳しく触れられませんが、テディが最後に相棒のチャックに言うセリフは、この映画の肝です。カレーにとってのルーです。このセリフにこの映画のすべてが詰まっています。
2時間暗い気持ちになって観てきましたが、このセリフで「( ゚д゚)ハッ!」となりました。 まあ暗い気持ちは変わらないんですけどね(笑)
結末を知ったあと、もう一度観よう
138分もあるので、一度観たらまた観る気しないんですが、これは2回観るべき映画ですね。一度目より二度目の方がいろいろ分かって楽しいです。何回観ても楽しめる作品は多々ありますが、『シャッターアイランド』は1回目は「あーーっ!!」ってなって、2回目は「あぁ~~」ってなるタイプです。伝わりますかね?笑
サスペンスやミステリー映画好きの人はきっと楽しめます(^^)