『もののけ姫』が映画館で観られる!あの名作を劇場で味わおう!
今、全国の映画館で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』の4タイトルが観れます!しかも通常料金より少し安い1,100円(大人)で!高校生以下の人は1,000円で!
過去のジブリ作品を映画館で観れる日がくるなんて。。。
ジブリ作品はテレビでよくやっているので、誰しも一度ならず二度も三度も観たことある作品が多いでしょう。トトロは10回は観てますね 笑
ぼくはジブリ映画を映画館で観たことがほとんどないので、これは良いチャンスだと思い行くことに。ゲド戦記は昔友達と観たので、もののけ姫かナウシカか千尋かで小一時間ほど悩んだ末、あみだくじになり、選ばれたのは『もののけ姫』でした。
出典: http://www.ghibli.jp/info/013278/
ほんとは全部観たいんですけどね(;'∀')
ざっくり感想
テレビでしか観たことなかった『もののけ姫』。劇場で観ると、やっぱり素晴らしい作品だなあと改めて思います。
ストーリーはもちろん、映画館で観るとやはり音楽の良さが際立ちますね。久石譲さんの音楽の良さは映画館で聴くに限ります。
子供のころはよくわからなくて「アシタカつえー!かっけー!」「だいだらぼっちでけー!すげー!」って感想だけであとは「もののーけーたちーだけー♪」って歌ってた記憶しかないんですけど、大人になると分かることがいろいろありました。
善と悪を完全に分けることができない、非常に難しいテーマを扱っていたのだと。
美しい自然を壊すエボシたち人間は完全な悪なのか。一方で病気の人たちにも差別なく声をかけ、優しく接し、身売りにあっていた女性たちもひきとり仕事も与えてくれるエボシは悪といえるのか。
もののけ対人間だけの構造だけでなく、人間対人間やもののけ対もののけの対立があったりします。一概に「どちらが悪いのか」と単純に説明できなくて、それぞれが様々な事情を抱えているからこそ憎しみや軋轢を生んでしまう。争いや問題はどれも簡単には解決できないということを思い知らされますね。
そんな中でも、自分にとって「正しい道」を探し行動するアシタカはとてもたくましく、まぶしく見えます。エボシやモロやジコ坊に笑われながらも、行動し続けたアシタカは戦争を終わらせる。シシ神様は消え、タタラ場もぼろぼろになってしまったけど、一からやり直すことを決めたエボシたちがどう自然や他の人間たちと折り合いをつけながら生きていくのか。
自然とともにどうやって生きていくかという問題は、現実に生きる私たち人間にとっても無視できない内容ですね。
いやーおもしろかった。このままぜひほかのジブリ作品も再上映してほしいですね。