人間に寄生した謎の宇宙生物と戦う学生たちの人類救出系ホラー映画『パラサイト』

パラサイトといえば、アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』が有名ですね。

ですが、この『パラサイト』は1998年ロバート・ロドリゲス監督のホラー映画です。グーグルで「パラサイト 映画」で検索しても半地下のほうしかでてこない。

なんで話題で有名なほうを観ずにわざわざマイナーな方を観たのか。きっかけはこの御方のつぶやき。

 

 

いやーもうこんな画像出されたら気になって気になってしょうがない。 

生首から触手みたいなのでてる画像を観た瞬間視聴決定しましたね。ああいうシュールな感じすごい好き。あとモンスターのデザインがなんか良さげだったので。

 

あらすじ

アメリカのオハイオ州にあるハリントン高校。どこにでもある平凡な高校だが、ある日から先生たちの様子がどこかおかしい。そんなとき、いじめられっ子のケイシーはグラウンドで奇妙な生き物を見つける。生物の先生に調べてもらうと、どうやら新種の生き物のよう。だが、この生き物は人間に寄生し、次々と仲間を増やしていく危険な宇宙生物だった・・・!

 

どんどん寄生されていく人間たち

宇宙生物に寄生された人間は、姿かたちや言動が変わるかというとそんなことはなく、いたって普通のままです。ただ水分がないと死んでしまうので、頻繁に水を飲むようになったり水を浴びるようになります。アメフトコーチの先生が仁王立ちでグランドのスプリンクラーで水浴びしてる姿は思わず吹き出すおもしろさ。

宇宙生物がどうやって仲間を増やすかというと、体内から虫のようなものを出し耳から侵入させ体を乗っ取ります。なかなか気持ち悪くていいですね。ぞぞっ

 

親玉をさがせ

学校の先生だけでなく、生徒たちもどんどん寄生されていきます。みんなを救うには親玉を探し出し、倒すしかない。人類を救うために立ちあがった6人の生徒たち。

いったいだれが親玉なのか。

ミステリー要素もあって楽しめます。

 

B級さを楽しんで

ストーリーがめちゃ面白いわけでも、とんでもない伏線があるわけでも、とても派手な演出があるわけでも、ものすごく感動的なシーンがあるわけでもないのがB級映画のいいところ。若手俳優たちのフレッシュさや90年代のあの少し古い雰囲気も良いですよ~。

 

20年以上前の映画ですが、個人的には大当たりの映画です。生首が歩くシーンはめちゃ笑わせてもらいましたw おかげでたまに見返したくなる映画になりましたね。

 

作品としてはB級ですが、監督は『スパイキッズ』作ってたり、主人公は『ロードオブザリング』のフロド様だったり、アメフトコーチは『ターミネーター2』でシュワちゃんの敵役だったりとめちゃくちゃ豪華なキャストです。一見の価値ありですよ(^^)/

 

さ、これで『パラサイト 半地下の家族』を観る準備は整いました。今度観よ~