【映画感想】アメリカ版世にも奇妙な物語『デス・ルーム』

ハラハラドキドキさせてくれそうなタイトルと宣伝文に惹かれて観ました。

期待していたほどの内容ではありませんでしたが、中々見かけない構成の映画で楽しませてもらいました。ガキ使が好きな人なら誰でも知っているあの人が出てきますよ!

 

オムニバス形式の映画です。一本の映画ですが、4話構成になっているという珍しい映画。世にも奇妙な物語が4話詰まってる感じですね。それぞれの話はみんな奇妙で、共通するのはエロとグロ。すべての話に2つの要素を詰め込んでるもんだから内容が薄くなりがちで話のクオリティはうーん・・・って感じですが、突っ込みどころ満載の話なのでそれはそれで楽しめます。以下でちらっと内容触れます。

 

あらすじ

封印され、行方知れずとなった伝説の恐怖映画『ヒステリア』・・・それが撮影された、通称“死の館”と呼ばれるセットが、まだウルトラ・スタジオの片隅にひっそりと残っている。やがてそのセットに7人の男女が集められた。たった一時間で終わるはずの見学ツアーだったが、彼らは8角型の部屋に監禁されてしまう。脱出が無駄に終わった彼らは、集められた理由を探るうちに、それぞれが世にも恐ろしい体験をしていたという共通点を発見する。そしてそれぞれの体験談を語りだすが・・・果たして、彼らが集められた理由は?そして生き残れるのは誰なのか

Amazonビデオ紹介文より引用)

 

 

6人の男女が、伝説の恐怖映画『ヒステリア』が撮影されたセットを特別に見れるVIPチケットを手に入れたといって見学ツアーに集まります。死の館をぜひ見たい、入りたいと言って中を探索していると、全員いつの間にか8角型の部屋に監禁されてしまいます。出口はなく、携帯も繋がらない。閉園時間も間もなくで人も来ない。脱出方法を考えますが、ツアーの案内人が「映画の通りに、全員が怖い話をすれば出られるのではないか」と言います。「どうせ助けも明日になりそうだし、出られないならやってみましょうよ」と、ひとりが話し始めます。6人いますが夫婦が2組いるので話すのは4人です。以下、各話のざっくりとした内容です。

 

1話目・・・血を吸うおっ◯いモンスター、爆誕

売れない女優が豊胸して仕事も彼氏もゲットして人生が好転しますが、実は胸にモンスターを仕込まれていたというお話です。中々ぶっ飛んだ設定で面白いですね。そのモンスターは血を吸うことで体にエネルギーを取り込むので若く綺麗でいられるそうです。仕込まれたモンスターは一体どうなるのか!彼女は元の胸に戻れるのか!

 

2話目・・・日本に来たら妻がジゴクでモンスターに

倦怠期の夫婦が日本で仕事のついでに息抜きをしようと京都に訪れますが、奥さんが不思議な絵を見てる時にナンパされ、そこで「ジゴク」という言葉を知ります。そして色々あってジゴクに行きます。旦那は妻を救えるのか!

すみません、途中の話をだいぶはしょりましたが、個人的には2話目が一番楽しめました。日本の寺や墓がちゃんと撮影されており、日本人のエキストラをしっかり起用しており、好感が持てます。洋画に日本が登場するとちょっと嬉しいですね。しかも登場人物が大物という。新おにい、婦警役の杉本彩さんは必見です!

 

3話目・・・謎の美女、その正体は、、、

俺、脚本家!堅物な友人に急に美人な彼女ができ、いつもラブラブで羨ましい!ある日友人に呼ばれたが友人はいなくて彼女だけ!彼女の誘惑に負け、俺は彼女と寝てしまう!いえい!友人は帰ってこなくて彼女とちゅっちゅし放題!でもこいつは一体何者?

ふう、、、このへんから集中力が切れてきて、、、後1話、後1話だ・・・!

 

4話目・・・私の弟はサナダムシ

弟って人間じゃないんかーい!!!

ふう・・・このへんでもう話があまり入ってこなくなるレベルで退屈してます笑

えーっと、お母さんのお腹の中でサナダムシと一緒に育った女の子の話です。妊娠中にお腹に寄生虫が見つかり、退治しようとすると胎児に影響があるから一緒に育てるしかない(?!)と言われ一緒に育てます。なんかもう突っ込む気力も起きない・・・笑

生まれた女の子と弟はどうなったのか!

 

そしてラストへ

こうして全員が話し終わると、案内人はどれも異常でゾットする素晴らしい話であると絶賛。全員「お前が犯人か!」と案内人に詰め寄りますが、そこで案内人が「みなさんの話には肝心の結末が抜けています」と不気味なことを言います。

果たして全員の運命はいかに・・・

 

あまりおすすめしませんが、どれも奇抜な設定の短編集が4本見れますし、日本のお話は色々カオスなので気になるという方はぜひ。かっこよくて、綺麗でセクシーな演者さんが多いので、その方たちのセクシーシーンが見られるのも見どころだと思います。

ではまたー!