『ミシュランガイド新潟特別版』をゲット!まだまだ知らない名店だらけですね

気になってたので、おでかけついでに本屋に寄ってないかな~とひそかに探していました。でも発売した当初はどこも売ってなくて、県民のみなさんの食への関心の高さが分かりますね。

 

kakutogawa.hatenablog.com


3週間くらいたってからようやく発見!赤の装丁が目をひきますね~

 

 

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 光で白飛びするミシュランマン

 

テレビでよく見る庶民的なお店からランチで1万円~の超高級店まで幅広く掲載されてまして、眺めているだけでも楽しいですね。掲載されている料理の写真とコメントを読んで「ここいいな~」「おいしそうだな~」と妄想を膨らませて読むことでかりそめの満足感を得ていたお盆でございました。

 

しかし!旅行もできず、最近たいしてお金も使ってないし、給付金もある。となれば、ふだんいけないお店に行くチャンス!!

 

というわけで、地元の飲食店応援もかねて行ってみたいお店でお金使おうと思います(^^)

 

もちろん、ミシュランガイドに載ってないところで気になってるお店もたくさんあるので、開拓していきたいですね~(=゚ω゚)ノ

いったい何が来るん?ねえ、なにが来るん?『来る』感想

※ネタバレあります 

 

夏なので、ホラーがみたいんです。というわけで、久しぶりにジャパニーズホラーを鑑賞。プライムビデオがあれば一生過ごしていけるんじゃないかと思うほど、お世話になっております。ありがたや。

 

『来る』。なんとも気になるタイトルじゃないですか。もうだれしもが「え?なにが来るの?」と期待するはず。

結論から申し上げますが、その期待は裏切られます。なぜならよくわからないのが来たから。ザキヤマが来たら、星5をつけたことでしょう。

 

 

 

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 あらすじ

謎の霊に苦しめられるイクメンサラリーマンの田原秀樹。どうして自分が襲われるのか。どうすれば助かるのかも分からない。知人の紹介でオカルトライターの野崎に心霊現象の解明と除霊を依頼する。しかし、秀樹の願いはむなしく、正体不明のまま「あれ」によって命を落としてしまう・・・

 

来たのは「さまざまな人の怨念の集合体のようなもの」

ホラー映画にしては長く、134分もあります。ずっと「なにが来るのか」楽しみにわくわくして観てたら疲れましたw

 

主人公がころころ変わっていき、人がどんどん死んでいくなか、ついに「あれ」の正体がわかり倒すための準備をはじめるのですが、これがなかなか熱い展開。どんなホラー映画でも観たことない演出で、とても素晴らしかった。ここだけでも観る価値あるなと思いました。本編1時間45分~あたりからです。

 

全国から霊能者の猛者が集まり、それぞれのスタイルで一斉に除霊をはじめる。まさにドリームチームです。「あれ」がやってきて仲間がどんどん血を吐き倒れていっても除霊を続けるプロ根性。敵の姿が目に見えない以上どう戦えばいいんだという感じですが、日本最強の除霊師、比嘉琴子(ひがことこ)がついに会心の一撃を食らわせます。

 

多大な犠牲者を出しながらもなんとか除霊は完了。お疲れさまでした。一応ハッピーエンドのようです。

 

まとめ

妻夫木聡さん、黒木華さん、松たか子さん、岡田准一さん、小松菜奈さん、柴田理恵さんなど役者さんがとにかく豪華な作品です。皆さん素晴らしい演技。前半の妻夫木さんと黒木華さん演じる田原一家のあれこれはリアルすぎて胃がきりきりしますw

あと全国の除霊師がマンションの公園に集まって一斉除霊大会を始めるシーンは必見ですよ!

 

「あれ」の正体とか、田原秀樹がどうして襲われることになったのか、まわりの人たちも巻き込んでしまうのはどうしてかとか細かいところは観た後にネットで解説を探して読むことで納得するでしょう。

 

作家の澤村伊智先生による原作『ぼぎわんが、来る』があるので、そっちを読めばすっきりしそうですね。

 

 

ファブリーズって、除霊に効果あるらしいんですっておくさん・・・(゜o゜)

 

 

 

恐怖!墜落した森には食人族が住んでいた!『グリーン・インフェルノ』感想

 2013年に公開されたアメリカのホラー映画。アマゾンプライムビデオにて鑑賞。

 

R-18指定なので、まあグロい。人を食べるシーンがとにかくグロい。しかも全然おいしそうじゃない。当然食事中には観れないです。

人間が人間を食べるという禁忌。生きたまま食われるなんて、想像もしたくない。グロいのが苦手な人は、要注意の映画。

だけど、エンターテインメントとしては、なかなかおもしろい内容になってます。

 

 

グリーン・インフェルノ (吹替版)

 

 あらすじ

アマゾンにある原住民を迫害し、熱帯雨林を開発しようとする企業を止めるべく、アメリカからアマゾンの奥地へと向かう学生活動家グループたち。なんとか無事に目的を果たしたが、帰りの飛行機がエンジントラブルで墜落してしまう。

墜落したところへ近づいてきた人たちに助けを求めようとしたが、一方的に襲われ、村へ連れていかれてしまう。それは「ヤハ族」という、人間を食べる文化を持つおそろしい原住民族だった・・・!

 

カリスマのあるやつが、正しいとは限らない

この映画は、人が人を食うシーンが強烈なのでついそっちに印象が残ってしまいがちです。原住民のデザインも相まって、恐怖を感じるメインディッシュなので当然なのですが、そもそも人に食われることになってしまった元凶をつくったアレハンドロという学生活動家のリーダーの行動や言動が個人的には印象に残りました。

 

アレハンドロは非常にパワフルな人間で、演説がうまく、信念をもって行動している(ようにみえる)。主人公のジャスティンはそんな彼に惹かれ、自分も活動に参加させてほしいと頼み込む。最初は「おおなんだか頼りになるやつじゃん」と思ってましたが、実は目的の達成のためなら手段を選ばない、ただの悪人であることが分かります。いや、悪人以上の異常者であることが分かるシーンがあるので、そこが見どころですね。

アレハンドロのくず野郎っぷりは不快ですが、「良いやつと悪いやつはつながっている」というセリフに妙な説得感を感じました。テロや戦争は悪いやつだけが理由で起こっているわけじゃない。善意から始まり、それにつけこんで利益を得ようとするやつがいるのだと。

 

カリスマ的存在に惹かれる気持ちはわかりますが、そいつの言ってることやってることすべてが正しいという思い込みはしたくないもんだなあと思いましたね(;´・ω・)

 

まとめ

何度も言いますが、グロい映画なのですべての人におすすめできません。が、グロさ、気持ち悪さだけが見どころじゃない、食人族の恐怖を楽しめる映画です。

原住民族のデザイン、なかなかそれっぽくてリアル。。。(゚∀゚)

 

 

 

 

『もののけ姫』が映画館で観られる!あの名作を劇場で味わおう!

今、全国の映画館で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』の4タイトルが観れます!しかも通常料金より少し安い1,100円(大人)で!高校生以下の人は1,000円で!

過去のジブリ作品を映画館で観れる日がくるなんて。。。

 

ジブリ作品はテレビでよくやっているので、誰しも一度ならず二度も三度も観たことある作品が多いでしょう。トトロは10回は観てますね 笑

ぼくはジブリ映画を映画館で観たことがほとんどないので、これは良いチャンスだと思い行くことに。ゲド戦記は昔友達と観たので、もののけ姫ナウシカ千尋かで小一時間ほど悩んだ末、あみだくじになり、選ばれたのは『もののけ姫』でした。

 

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出典: http://www.ghibli.jp/info/013278/

 

ほんとは全部観たいんですけどね(;'∀')

 

ざっくり感想

テレビでしか観たことなかった『もののけ姫』。劇場で観ると、やっぱり素晴らしい作品だなあと改めて思います。

ストーリーはもちろん、映画館で観るとやはり音楽の良さが際立ちますね。久石譲さんの音楽の良さは映画館で聴くに限ります。

 

子供のころはよくわからなくて「アシタカつえー!かっけー!」「だいだらぼっちでけー!すげー!」って感想だけであとは「もののーけーたちーだけー♪」って歌ってた記憶しかないんですけど、大人になると分かることがいろいろありました。

 

善と悪を完全に分けることができない、非常に難しいテーマを扱っていたのだと。

美しい自然を壊すエボシたち人間は完全な悪なのか。一方で病気の人たちにも差別なく声をかけ、優しく接し、身売りにあっていた女性たちもひきとり仕事も与えてくれるエボシは悪といえるのか。

もののけ対人間だけの構造だけでなく、人間対人間やもののけもののけの対立があったりします。一概に「どちらが悪いのか」と単純に説明できなくて、それぞれが様々な事情を抱えているからこそ憎しみや軋轢を生んでしまう。争いや問題はどれも簡単には解決できないということを思い知らされますね。

 

そんな中でも、自分にとって「正しい道」を探し行動するアシタカはとてもたくましく、まぶしく見えます。エボシやモロやジコ坊に笑われながらも、行動し続けたアシタカは戦争を終わらせる。シシ神様は消え、タタラ場もぼろぼろになってしまったけど、一からやり直すことを決めたエボシたちがどう自然や他の人間たちと折り合いをつけながら生きていくのか。

自然とともにどうやって生きていくかという問題は、現実に生きる私たち人間にとっても無視できない内容ですね。

 

いやーおもしろかった。このままぜひほかのジブリ作品も再上映してほしいですね。

ハウルとか紅の豚とか!