パーキングエリアで食べるご飯の謎のおいしさ

こんばんは。桜の季節ですね。新潟は八分咲きくらいです。満開はもうすぐそこですね。

 

 

今日仕事で出張したとき、高速道路のパーキングエリアでお昼を食べました。パーキングでお昼を食べるの久しぶりだなー何食べようかなーと悩み、一番最初に目に入った「長岡生姜醤油ラーメン+半チャーハンセット」を頼みました。5分ほどで到着。

スープを一口すする。生姜の風味と少ししょっぱい醤油味。ラーメンをずずっと。細く少しぼそぼそっとした麺。もう一口スープをすすり、スープの味を舌に残しながらチャーハンを二口かきこむ。チャーハンの味は少し薄い。スープと合わせて食べるとちょうどよい塩梅。

うーん、ラーメンもチャーハンもとてもおいしいとはいえないんだけど、なぜかおいしく感じる。単品の味はそりゃラーメン屋や中華屋に比べれば劣るし専門の店で食べた方が良いのだけど、でもパーキングで食べるご飯はなぜか美味しいと感じる人は私だけじゃないはず。そんなことを考えながら黙々と食べてました。

 

 

なんでだろうか。普段食べないところだから?山にいるという開放感?幼い頃の思い出補正?・・・多分全部当てはまるのではなかろうか。

パーキングで昼なんて毎日高速使ってる人じゃないと行かないだろうし、山の中にある店なんて中々行かないし、小さい頃の思い出は美化されるし。それに、美味しさの期待値が低いというのもあるんだろうな。

個人のお店だと、きっと美味しいはずだと期待してしまう。それであんまり美味しくないともう行く気が起きなくなる。だがパーキングのご飯はそもそも最初から味を求めていない。手軽に食べれるところと値段のリーズナブルさが優先される。ゆえに味の期待値は下がる。味は二の次なのだ。

 

味以外の要素が味をおいしく補正している。これがきっと謎のおいしさの答えだろう。・・・なんだかよく分からないですね笑

パーキングのご飯を推奨したいとか、けなしたいとかそんな気持ちは全くありません。こだわってるところは本当に美味しいでしょうし、まずいところはまずいでしょうし。ただなんか普段外食するのとは違った感覚を覚えたので感じたことを書いてみたくなっただけです。また機会があればパーキングでご飯が食べたいなあ。次は定食にしよう!