アクティブなゾンビが観たいなら『DAY OF THE DEAD(デイ・オブ・ザ・デッド)』

この映画は、ゾンビがとても元気です。最初からめっちゃ走る。中々怖い。

 

デイ・オブ・ザ・デッド - Wikipedia

 

 

前回のウォーキングゾンビランドに引き続き、またゾンビ映画です。一度ゾンビ分を摂取するとしばらくゾンビ映画が観たくなる症候群ってやつです。

デイ・オブ・ザ・デッドは、ロメロ監督の『死霊のえじき』(1985)のリメイクです。観たこと無いから今度観てみよ~

 

一言ざっくりストーリー解説

細菌兵器が突然変異してそれが漏れてみんなゾンビになった街から、親玉をきちんと焼いて脱出するお話です。

カメラワークが早く、ゾンビの動きがスピーディーなので、結構ハラハラドキドキしました。ゾンビって大体ゆっくり動くやつばかりですが、この映画のゾンビたちはみんな早い。最初から全速力。まじ早い。みんなすぐ捕まってどんどん噛まれてどんどん増えるから、街は一瞬でゾンビだらけ。

 

 

ここが見どころ!

ゾンビめっちゃアクティブ

上でも書きましたが、ゾンビがめっちゃアクティブです。天井まで走る。

窓ガラスも割って追ってきます。

 

 

 

なんか逆にかっこいいわ。

バイオでも走るゾンビは出てきますが、デイ・オブ・ザ・デッドはみんな走ります。歩いて追ってくるやつはいません。人肉を懸けた競争社会です。

 

 

生前の記憶がある

噛まれてゾンビになっても、微妙に記憶が残ってるようです。映画バイオのネメシス的な。主人公のサラ伍長(パッケージの女性)の弟がラジオ局に立てこもるシーンがあるのですが、弟がラジオで軍に助けを求めたらその声を偶然ゾンビになった母ちゃんが聞いててそこに現れたりします。うっ・・・切ない。

また、サラ伍長に想いを寄せる部下のバド君はゾンビになりながらも人を襲ったりしません。なぜならヴィーガン(菜食主義者)だから!生前肉を食べていなかったからゾンビになっても人を食べようとしないんです。なるほど~納得!

 

 

バドくんがイケメンすぎる

クライマックスで、ゾンビどもにトドメをさそうとするサラ伍長は親玉に背後を取られ捕まってしまいます。もう駄目かと思ったそのとき、ゾンビの中にバドくんが!大切な人を守ろうと、親玉に銃を打ち込みます。映画バイオのネメシス的な(2回目)

残念ながら案の定返り討ちに合いますが、ゾンビになってからのバドくんの活躍はすごい。まあ、いいやつだったよ・・・

 

総評

ゾンビが走るの早いと、やっぱドキドキしますね。全然歩いているゾンビがいないので、安心できないんですよね。ゾンビが早ければ展開も早いので、観やすくてよかったです。ただ色々気になる話のネタを残しながら終ってしまったのが残念です。バドくんがヴィーガンになった理由とか、ね。登場人物減らせばもうちょい丁寧にできたのかな~と。「この人いらんやろ」とか「今この会話させる必要ある?」とか思ったシーンがあったので。

でもテンポが良くハラハラしつつ笑いもあり、かなり楽しめました。85分があっという間です。