超クールな映画が観たいなら『WANTED』

久しぶりに映画感想です。ジェームズ・マカヴォイアンジェリーナ・ジョリー主演の『WANTED』。2008年公開のアクション映画で、アンジーやマカヴォイのアクションがクールでスタイリッシュでかっちょいいです。

 

ウォンテッド (映画) - Wikipedia

 

一言ざっくりストーリー解説

優柔不断な性格で、退屈でストレスの溜まる毎日を過ごしてるウェスリーが、殺し屋になって自分の人生を取り戻すお話です。

主人公のウェスリーは、現実でもそこらへんにいそうな全く普通の人間という設定です。嫌な上司のもとで働いててストレスの溜まる毎日を過ごしてたり、彼女とうまくいってなかったり。殺し屋の修行も痛い痛い嫌々いいながらやってる姿はなんだか親しみを感じます。なんというか、アクション映画の主役に見えないところが新鮮で良かったです。

 

ここが見どころ

アンジーのセクシーさ

やっぱりアンジーは良いですね。あのとめどなく溢れているセクシーさはなんなんでしょうか。見てるだけで興奮してきますね、はい。作中では「フォックス」という名前です。流石フォックス、車の運転も銃の技術も一流で、初見から強キャラ臭しかしないお姉さんです。足で運転しながら追っ手を迎撃するシーンがあるんですが、誰もが「おいウェスリーそこ代われ」と思ったでしょう。

作中ではフォックスのセクシーなヌード(後ろ姿だけですが)が見れます。ふう・・・

 

スタイリッシュなアクション

スローモーションを使ったアクションシーン多めです。スローにすれば大体なんでもかっこよく映りますが、やっぱりかっこいいんですよ~特にクライマックスでウェスリーがアジトに単騎突入するシーンが!一番の見どころはそこですかね~。

それと、個人的にこれは新しい表現だなーかっこいいなーと思ったのは、銃の弾道が曲がるシーンです。普通、弾道って真っ直ぐ飛ぶから銃って狙いを定めながら撃つじゃないですか。でも、ウォンテッドは弾をカーブさせて撃つことができるんです。モーガン・フリーマン演じるスローンは、「方法じゃない、意志の問題だ。自分の本能に従え」とおっしゃってましたが、そうすれば弾を曲げられるらしいです。すげー!

※現実では曲げられません

私は今までに見たことがない表現だったので、しびれました。銃を振り抜きながら撃つシーンは、一見の価値ありです。

 

総評

弾丸が曲がるシーンは最高にクールだし、アンジーはセクシーだし、主人公の成長も楽しめました。ただ、「ウェスリーの父ちゃんコミュ症すぎでしょ。絶対なんとかなったろ」とツッコミを入れたくなったのは内緒。

1時間46分とちょっと長めですが、アクション好きなら誰にでもおすすめできる映画だと思います。ラストシーンもすっきりできます。最後に、印象に残った台詞で締めたいと思います。

 

「俺は自分の人生を取り戻した、あんたは最近なにした?」